フリー音源の使い方

フリー音源の使い方 近年では撮影機材の発達により、誰でも気軽に動画制作が楽しめるようになってきました。場合によっては、スマートフォンと専用のアプリさえあれば撮影から編集、タイトルやテロップの作成までをすべて行うことも可能です。
ただ、動画制作において重要なパーツの1つでありながら、誰でも簡単に作れるわけではないというのが、音楽です。撮影した動画にBGMや効果音などを加えれば作品のグレードはぐっと上がりますが、オリジナルの音楽を作曲するには特別なスキルが必要ですし、他人の作品を使うには著作権というハードルがあります。
しかしフリー音源を使えば、この問題は解決します。これは著作権料を支払ったり個別に作者の許諾を得たりする必要のない音源のことで、ネットで検索してみるとそうした楽曲を集めたサイトがいくつも見つかります。使い方はサイトごとに異なりますが、大きく分けると会員登録をした者だけが楽曲をダウンロードできるタイプと、誰でもダウンロードできるタイプの2種類があります。
どちらの場合でもファイル形式を指定し(あらかじめ指定されている場合もある)、ダウンロードしたら編集アプリで加工して、あるいはそのまま使います。

動画制作時のフリー素材の注意事項について

動画制作時のフリー素材の注意事項について フリー素材をネットで見つけて利用するには、よく規約を読んで注意をする必要性があります。なぜならば規約によっては商業利用が出来ない場合や、リンク元を記載しないといけないなどの制限があることも少なくありません。
動画制作の場合も同じであり、オープニングやエンドクレジットに素材協力などの規制をして材料の制作者の記名をしなければならない場合もあるのです。また改変や譲渡などは禁じられている場合があるので、何度も事前にチェックを行うことが大切になります。
完全フリー素材と書いてあれば、編集ソフトでトリミングをしたり動きを付けたり、エフェクトを変更して使うことが可能です。
動画制作には音楽やテロップなどのデザインがあった方が視聴者に分かりやすい為に、素材を自分でデザインして用意しておくか、フリーの素材を常に集めておくなどの準備が必要になります。動画制作は時間がかかるものですから、自分で気を付けられる範囲で制作管理をすれば無用なやり直しを避けることが可能なのです。